全校一斉に人権・同和教育の視点に立った道徳の授業を行いました。
2022年1月25日 12時20分昨日は、本来であれば、人権・同和教育参観日及び講演会を予定していました。保護者の方々に来校していただき、児童の成長や活躍の様子(授業に臨む姿勢や芸術作品)を見ていただきたかったのですが、オミクロン株が猛威をふるう中、残念ながら参観日等を中止せざるを得ませんでした。そこで、児童が頑張って取り組んだ授業の様子を紹介いたします。授業の詳しい内容については、後日、「人権・同和教育だより」にてお知らせいたします。
1年生は、「はしの上のおおかみ」という題材で、「みんながいい気もちになるにはどうすればいいか」を考えていました。1年生、手がピンと挙がり、堂々と考えを発表していました。この1年で、確かな成長を見せてくれました。この題材は、50年前に自分も授業を受けたなと感慨深いものがありました。
2年生は、「三組大すき」という題材で、「クラスをもっとよいクラスにするためには何をしたらよいか」について考えていました。ペア学習で考えを深め、全体の前で堂々と発表していました。授業を受ける姿勢がとってもよくなりました。2年生もこの一年で、お兄さん、お姉さんへと確かに成長してくれました。
3年生は、「たまちゃん大好き」という題材で、「自分とちがう考えや意見も大切にしよう」ということについて、考えを深めていました。みんなが大好きな「ちびまる子ちゃん」が題材とあって、親近感をもって学習に取り組んでいました。みんなが手が上がっていて、授業に対する意欲が最も感じられました。3年生も確かな成長を見せてくれました。
4年生は、「勇気を出して」という題材をもとに、「いじめをなくすためにはどうすればよいか」を考えていました。さすがに4年生ともなると、「深いなあ」と感心させられる意見が次々に飛び出していました。学ぶ表情が、最も真剣でした。大生院小学校がいじめのない笑顔一ぱいの学校になることを願います。
5年生は、「ちがいのちがい」という価値判断の学習をしていました。様々な価値の違いを、班学習を通して、「あっていい違い」「あってはいけない違い」「どちらともいえない違い」に分類していました。班の意見を全体の場でさらに深めることができていました。5年生の思考力は、この一年で格段に進歩しました。
6年生は、「山の粥」とい題材を使って、差別の不当性を学び、差別は絶対にしない、許してはならないものという決意を固めていました。2時間かけて学ぶことで、学びを深いもの確かなものへと高めていました。