学習の様子から

2022年11月22日 14時37分

 各教室では、黒板と電子黒板とを併用して行う授業が日常となっています。それに加えて、タブレットを文房具のように使いこなしている子どもたち。ICT機器の導入により、学習のスタイルもどんどん豊かに変化してきています。

 電子黒板に教科書と同じ挿し絵を映して説明するので、視覚的な効果も大きく、特に低学年の児童にとっては理解を助けるのに役立ちます。教科書のどこを説明しているのか、前を見ればすぐに分かります。高学年は、タブレットを用いて手早く資料を作成し、気軽に発表し合えるようになってきています。情報の共有も瞬時にできるので、自分のタブレットで友達の考えを確認し、思考を広げたり深めたりすることができます。

じっくり話し合う学習も、これまで同様これからも大切です。心を一つにみんなで話し合い、自分の思いや考えを全体に伝え、耳を澄ましてしっかり「聴き合う」授業も、すてきだなと感じます。一人の友達の発言を、先生もクラスのみんなも全員で「じっと静かに聴いている」、そんな学びの姿勢から「温かい心」や「人間力」も育ってくると思います。大生院小学校では、様々な学びの形を通して、「知」「徳」「体」のバランスの整ったうずいっ子を育ててまいります。