防災教育研修会
今日は、愛媛大学の防災情報研究センターの二神透先生を招いて、防災教育研修会を行いました。講演の後、クロスロードゲームを行って、いざという時の備えについて気付きあう体験をしました。
講演では、熊本地震や東日本大震災の被害の様子をはじめ、中央構造線断層帯による地震や南海トラフ巨大地震で想定される被害について、動画や図を用いて分かりやすく解説していただきました。 新居浜市においては、市内を横断する中央構造線のずれによる被害が特に大きくなると予想されることや、南海トラフ地震では被害が集中する高知県等への救援が優先され、愛媛県には自衛隊の派遣までに1週間程度かかる可能性があることなど、具体的なリスクについて詳しく学ぶことができ、大変勉強になりました。 防災への気持ちが改めて引き締まるとともに、今できる備えについて考えさせられる貴重な機会となりました。
講師の二神先生からは、水・食料・簡易トイレを「1週間分 × 家族の人数分」備蓄しておく重要性についてお話しいただきました。その際、普段の生活の延長で防災に取り組む「フェーズフリー」の視点から、日常的に消費しながら備えを維持する「ローリングストック」の実践が有効であると教えていただきました。また、自宅での避難生活や車中泊といった「分散避難」への備えも大切であり、それを実現するためには家具の固定金具の設置や、車中泊に必要な用品の準備をしておくことが不可欠だと改めて実感しました。
講演後に行われた「クロスロードゲーム」は、被災時の対応を疑似体験し、多様な視点や判断の違いに気づくための活動でした。各自が立場に応じた判断をYES・NOで提示し、その理由を共有し合うことで、一つの課題に対する多角的な考え方や気付きを深めることができました。
子どもたちと一緒に、防災・減災について考えるためのきっかけをいただけました。2学期にまた、今度は子どもたちが取り組む様子を伝えたいと思います。