今日は、浸水や土砂災害を想定した避難訓練を実施しました。洪水発生時、避難前に浸水が生じてしまった状況を想定して、校舎の上層階へ避難する訓練です。3・4階の学級は自教室前の廊下にすばやく集合・整列して待機する訓練、2階の学級は上層階の音楽室に移動して整列する訓練でした。上層階への避難を垂直避難と呼ぶそうです。6月には校区の防災訓練、10月には小・中合同の避難訓練を実施していますが、中学校へ避難するこれらの訓練も、中学校の方が高い位置にあるので、垂直避難の練習になっていると思います。速やかな整列や待機、垂直避難の後は、学校長が放送で訓練の意義や心構えについて話をしました。






今日は休み時間を利用しての短時間の訓練でしたが、年間を通してこうした訓練を積み重ねることで、子どもたちの防災意識を高めていきたいと思います。自分の命を自分で守れるうずいっ子を目指して、実践を重ねていきます。
2学期もあと少しになってきました。学期末に向け、各学年では様々な頑張りを見ることができます。




6年生が、ステンドグラス風の飾り絵を制作していました。緻密に下絵を描き込んだり、カッターで細かく切り取ったりしながら、一人一人が丁寧に取り組んでいました。光が通り抜ける部分を想像しながら真剣に作業に向き合っている姿を見ると、うずいっ子の集中力の高さを感じます。



学習帳の仕上げをしているクラスもありました。学期末、学年末に向けて、教科の振り返りをしているようです。基礎・基本をしっかり押さえて中学校へつなげてほしいと思います。


3年生は、総合的な学習の時間の発表会に向けて、タブレットで発表資料を作り、相談したり練習したりしていました。もうすっかり、端末の操作はお手のものです。すぐに改善や修正を加えられるので、きっと良い発表資料が完成すると思います。
今日は、4年生が外国語の学習をしていました。日頃、よく目にする看板や商品の包装にアルファベットが多く使われていることに気付けるような、楽しいクイズ形式の授業でした。無意識のうちにたくさん見ている文字なので、たくさんの児童が挙手してクイズに答えていました。




大好きなスポーツブランド、よく食べているおやつの名前、よく行くコンビニ、覚えようとしたわけではないけれど、子どもたちは知らず知らずのうちに、アルファベットが頭に入っているようでした。話したり聞いたり、グループで伝え合ったりと、コミュニケーションを深めながら学習する外国語活動や外国語科は、うずいっ子にとって大好きな学びのようです。
各教室では、黒板と電子黒板とを併用して行う授業が日常となっています。それに加えて、タブレットを文房具のように使いこなしている子どもたち。ICT機器の導入により、学習のスタイルもどんどん豊かに変化してきています。


電子黒板に教科書と同じ挿し絵を映して説明するので、視覚的な効果も大きく、特に低学年の児童にとっては理解を助けるのに役立ちます。教科書のどこを説明しているのか、前を見ればすぐに分かります。高学年は、タブレットを用いて手早く資料を作成し、気軽に発表し合えるようになってきています。情報の共有も瞬時にできるので、自分のタブレットで友達の考えを確認し、思考を広げたり深めたりすることができます。


じっくり話し合う学習も、これまで同様これからも大切です。心を一つにみんなで話し合い、自分の思いや考えを全体に伝え、耳を澄ましてしっかり「聴き合う」授業も、すてきだなと感じます。一人の友達の発言を、先生もクラスのみんなも全員で「じっと静かに聴いている」、そんな学びの姿勢から「温かい心」や「人間力」も育ってくると思います。大生院小学校では、様々な学びの形を通して、「知」「徳」「体」のバランスの整ったうずいっ子を育ててまいります。
今日は、消防署の方のご指導の下、3年生がBFC活動を行いました。ペアを組み、全員が消火の放水を体験することができました。今日は、子どもたちは二人がかりで10秒程度の放水を体験しましたが、実際はこの2倍の水圧で、消防士さんは一人で1時間も2時間も消火活動に当たるのだそうです。大火事の場合には、完全に鎮火するまで、10時間ほどかかることもあるとのことでした。






子どもたちは、消防士さんの仕事のすごさを改めて理解し、実感することができました。一度火事を起こしてしまうと、どれほど大変なことになるかを考え、火事を起こさないように気を付けなければならないという思いを強くすることができました。これからも、3年生は、1年間を通してBFC活動を積み重ねていきます。大生院小学校では、避難訓練も含め、防災意識をしっかりと持った児童を育てていきたいと思います。