大生院小学校では、現在、コグトレ棒を製作中です。「コグトレ」とは、認知能力をレベルアップできる仕組みとして期待されている取組の一つです。認知能力を高めることは、学習の成果を上げやすくすることにつながります。「コグトレ棒」もその具体的アイテムの一つです。もともとは特別支援教育の領域でのアイテムとして紹介されましたが、今は幅広く教育の場で取り入れられています。教職員も夏休みの研修で体験しましたが、体を動かしながら、遊びを通して楽しく取り組めました。簡単な体操や柔軟運動の場の中で、体育の用具を操作する運動の中で、なかま作りのゲームの中で、活用の場や使い方は様々あるようです。
現在、学校長が全校分を製作中です。
完成したら、大生院小学校として全校的に活用していきたいと考えています。完成を楽しみにしていてください。
今日は、体育館や運動場で元気に体を動かす子どもたちの姿がありました。体育館ではマット運動をしていました。後転の練習をしていました。先生が補助につき、手をつくポイントや回り方のサポートをしていました。近年、マット運動などの器械運動が苦手な子どもが増えていると聞きます。楽しみながら、自分の好きな技をどんどん練習して、本校では、跳び箱やマット運動などの得意な児童が増えていってほしいです。
運動場では、サークルやミニハードルを用いて、リズムよく走って楽しみながら運動している姿がありました。サークルに足をついたり、ミニハードルをリズムよく駆け抜けるのは心地よい運動です。爽やかな笑顔でコースを駆けている姿は微笑ましかったです。
図書館では、6年生が読書をしながら熱心に原稿を書いていました。聞いてみると、「ビブリオバトル」という活動の準備ということでした。「ビブリオバトル」というのは、自分のお勧めの本を全体の場でプレゼンし、本の紹介をし合う、コミュニケーションゲームです。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がり、学校や一般企業の研修会、図書館、サークル、カフェ、家族の団欒などで、広く活用されているそうです。いろいろな本に巡り合い、自分の世界を深く広くしてほしいと願います。ビブリオバトル当日が楽しみです。