菌ちゃん畑で、野菜を育てている1・2年生。今日は、「食」や「農」の専門家である、吉田俊道先生を講師にお迎えして、学習会を行いました。吉田俊道先生は、「NPO法人大地といのちの会」理事長で、全国に生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作りと元気人間作りを普及していらっしゃる方です。2007年には同会が総務大臣表彰、2009年には食育推進ボランティア表彰(内閣府特命担当大臣表彰)を受賞されています。大生院小学校で、畑の先生にサポートしていただいている「菌ちゃん畑」のすばらしさを、改めて確認するよい機会となりました。菌ちゃん畑の野菜は、農薬を一切使っていません。菌ちゃん畑の野菜が元気なのは、農薬に守られるのではなく、「良い菌でいっぱいの土」で育って元気だから。「強い野菜だから」というお話はとても分かりやすかったです。畑の先生方も多数ご来校くださり、一緒にお話を聞いてくださいました。
菌ちゃん畑のような発酵型の畑にするのと同じで、「発酵型のおなか」にするためには、
①よく噛むこと
②旬の野菜を食べること
③清涼飲料水でなく水やお茶を飲むこと
④小魚を食べること
など、いろいろな方法を楽しく教えていただきました。
◎吉田先生からいただいた資料を掲載しますので、ぜひご一読いただければと思います。
朝の読み聞かせの時間に、ふうせんの会の方が読む前に本を紹介してくださっていました。ひらがな一文字『た』というシンプルなタイトル。「た」から始まる勢いのある言葉を集めた本なのですが、何だろうと子どもたちは引き付けられていました。楽しい本を選んでいただき、ありがたいと感じた瞬間でした。理科室では4年生が理科の授業をしていました。沸騰した時の水蒸気を集める実験でしたが、目の前に、コンロやビーカーや温度計、ビニール袋が用意されていると、子どもたちはわくわくした目で、器具を見つめていました。「あっと驚くようなもの」や、「何だろうと思うもの」は、学びのきっかけにとても大切です。うずいっ子にとって、わくわくドキドキするような「学びの場」を造り出せるよう、教職員や学校ボランティアが一体となって取り組んでまいりたいと思います。
2年生が算数の授業をしていました。2年生に進級して5か月が経ちました。すっかりお兄さんお姉さんとなり、学習態度も落ち着きのある立派な態度が光っています。机に向かう真剣な姿に改めて成長を感じます。
作品展や文化祭に向けて、絵画や書写の制作に励んでいるクラスも多く見かけます。読書の秋、芸術の秋です。じっくりと学びに向かう「うずいっ子」をサポートしてまいりたいと思います。
本日は、5校時になかま集会、6校時に人権・同和教育講演会がありました。なかま集会では、まず各学年の代表が人権標語の発表をしました。さらにステキな大生院小学校にするために、自分自身や学級で心掛けたいことを伝え合うことで、全校で思いを共有することができました。「ありがとう」という言葉や挨拶を大切にすること、「友達の良さ」を知ることなど、もっと仲の良い大生院小にするための具体的なイメージを、みんなで分かち合えたので大変有意義でした。続いて、委員会の児童による人権劇を見ました。一見、楽しく遊べているように見えても、本当の気持ちは「心の目」で見ないと分かりません。劇を通して、「本当の遊び」とは何かを考える良い機会になりました。感想交流も活発にできました。
6校時には、人権・同和教育講演会がありました。新居浜市教育委員会発達支援課より、西原勝則先生を講師にお迎えして、「コミュニケーションの名人になろう」と題して講演をしていただきました。4年生以上の児童に加えて、保護者の皆様のご参加、小野PTA会長様のご挨拶や越野PTA役員様の司会進行も賜り、よりよい学びの場にすることができました。
西原先生の話を聞くだけではなく、グループで話し合う場面も多くあって、児童だけでなく保護者の皆様も、楽しく考えを出し合っている姿が印象的でした。友達と「考えを分かち合う」ことの大切さを、感じることができていたと思います。
西原先生が、コミュニケーションの「名人への道」を紹介してくれました。
その①「いろんな見方があることを知っている」
その②「耳と目と心できくことができる」
その③「えがおでたくさん『ありがとう』って言おう」
おまけ「言葉以外の方法も使おう」
うずいっ子のみんなが「コミュニケーションの名人」となり、心と心をいつも温かくつなぎ合える仲間であってほしいと思います。
大生院小学校は、大生院中学校の先生方と連携し、定期的に会合を行っています。今日は本校において、小中の連携の会を持ちました。1学期に行った合同防災訓練をはじめ、2学期も合同避難訓練やお祭り集会など、合同で行う行事があり、その打合せを丁寧に行うことにしています。昨年度は、コロナ禍の中、児童生徒も教職員も十分な交流が図れませんでしたが、今年度は合同防災訓練をはじめ、着実に交流と連携を深めていこうと思います。中学校の先生による出前授業や、小中の教職員が互いの授業を見学し合う活動も予定しています。
小学校と中学校の教職員で連携し、校区の教職員として、児童生徒を見守り、育てていきたいと思います。